(キュンパス編)電車で飲みながら行く日帰り温泉!~青森「酸ヶ湯温泉」

飲みながらいく日帰り温泉

日帰り弾丸温泉シリーズ その27

新幹線で行く青森「酸ヶ湯温泉」

冬の平日休み。

①車は使わない
だって酒が飲めないから。温泉上がりのビアがうまいのに、それが飲めずに運転するのは地獄!
②特急かグリーン車をできる限り使う
電車内で飲むには在来線では敷居が高い。飲むことはできてもツマミまでは展開しづらい(机がない)。
③新幹線は(当面)使わない
単純に予算オーバー笑。「当面」としたのは今後ネタが尽きて「弾丸新幹線温泉シリーズ」も立ち上げる可能性があるかもということで。
今回は「きゅんパス」で新幹線を使ってみた
④夜の宴会時間に帰ってこれる範囲
現地から終電で帰るなら行動の幅が拡がるが、やっぱり帰ってからも飲みたい!
※今回は移動に時間かかるので現地で宴会

「キュンパス」がアツイ!

2024年初めて「キュンパス」というのが発売された。何のパスかとざっくりいうと、期間限定で平日限定でJR東日本管内の鉄道が乗り放題で1万円。特急も新幹線もOK!というもの。
鉄道をよく乗る人なら、これが超超破格であるということが一瞬でわかる。
東京-仙台 新幹線指定席 片道11,410円

東京と仙台間の片道を乗っただけでもう元が取れる。ってことは、もっと遠くの北東北あたりに行こうものならもっとお得になる。なんなら北海道も?と思ってしまうが、そこはJR北海道なので管轄外である。

ってことで、日帰り弾丸温泉シリーズ第27弾は青森「酸ヶ湯温泉」です。
東京駅、午前5時40分。
新青森直行の新幹線はやぶさの指定席が全て満席で、はやぶさは自由席そのものがないので、06:04始発のやまびこ号で盛岡まで行き、盛岡から先のはやぶさは予約が取れたのでそれに乗り換えるという手法。
別件のキュンパス旅で、秋田新幹線を使うときに東京ー秋田間の指定が全席満席でも、このやまびこ自由席で仙台までいき、仙台-秋田間は指定が空いていたのでこの手法は今後も使えそうだ。平日だと思って指定なんて空いてるだろうと思ってたら、このキュンパス客で指定席の争奪戦状態であることがわかった。
で、今回は自由席なので始発で座れないと困るということでできる限り早く東京駅に来たというわけである。
心配していたが、この時点ではあまり並んでなかった。良かった良かった。
このやまびこ自由席がキュンパスの今後のキーマン?キートレイン?になるに違いない。
向こう側の新潟方面にむかう新幹線ときのホームの自由席付近はこんな感じ。まあこの時間帯なら楽勝ってことですね。
だが、出発ぎりぎりになるとこのぐらいの行列になっていた。まあこれでも座れるとは思うけど。
こちらがそのキュンパス。1万円で新幹線もすべて乗り放題。すごい。JR東日本、よくやった!
さあ、始発のやまびこが入線してきました。
1両目の最後尾座席3席を無事ゲット!




てことで乾杯!始発のビールはうまい!
ホームに並んでる時点で早くもキュンパスを紛失し、カバンやコートなど探してたが結局見つからず、そのまま新幹線が出発して、パス紛失状態で乗り込むタナカ氏。

この男、前にもスポーツ観戦のチケットなくしたり、カバンを失くしたり、免許証も2回失くしたり、とにかく紛失癖がある。しかし、新幹線の改札を通ってからホームの間の数分で失くすという前代未聞の最速紛失劇に笑いが止まらない。まるでアイルトンセナ並みの最速っぷりである。まあ本人は失意のどん底だろうが。

次の上野駅で8割くらいの埋まり具合で、写真の大宮駅では立っている人が出ているという混み具合。始発でこんな感じなので、この後続列車はもっとならぶであろう。
3時間ほどで盛岡に到着。でもまだ9時台。始業してない会社もある時刻。
30分ほどで「はやぶさ」に乗り換え。これは全席指定だったので、事前に指定席券を取っていてよかった。
1時間ほどで新青森に到着!まだ10時台。世の中はまだ始業したばかりだ。
20分ほどの乗り継ぎで酸ヶ湯温泉に向かうバスに乗り換える。
みんな同じことを考えていたのか、どうもキュンパス利用者が多いせいか平日なのにバスも混雑。補助席まで使う大盛況。ここで乗れなかったら詰んでたが、乗れなかった人はいなかったようだ。
新青森駅。雪景色にテンション上がります!
だんだん雪深くなってきた。だって、向かう先はあの有名な大雪遭難事件の舞台の八甲田山のふもとですからね。そりゃ雪だって深いはずですよ。ここで途中下車したら間違いなく遭難だ。



バスで1時間かけて酸ヶ湯温泉に到着!東京駅を出て実に6時間半!!もはや日帰りで来るところではない!
良い感じの雰囲気。やっぱり温泉はこうじゃなくちゃね。

温泉はこんな感じ。混浴。

一緒に行った女子は果敢にも湯浴み着は着用しないでタオルだけで入る。(バスタオル巻きは禁止)

pH1.7なので、あの草津温泉よりも強酸性です。硫黄臭も良い感じ。

無味無臭よりも、特徴ある方が温泉に来た感がする。

屋内はこんな感じ。

休憩所があったので、湯上がりはこちらで休憩。別の場所に食堂もあるのでそこで昼飯も食べることができる。



3時間弱ほど滞在したのち、バスで帰る。座れないと困るので30分前から並んで良かった。5分前に来た人は補助席だった。

また1時間かけてバスで帰ります。

青森駅到着!新青森駅には何もなさそうなので、こっちで降りてみる。

「炉端鎌蔵のらくろ」渋い雰囲気のお店

店の中も渋い!この大量のうちわは何のコンセプトかよくわからない。

あの吉田類パイセンも来店。はい、狙ってきました。

さあお待ちかね、サッポロ赤星で乾杯🍻生ビールはないようだ。

食事の数々。いわしとシメサバとあと何かの魚を頼んだら、見た目はみんな同じ感じに。

この帆立が今日イチの激ウマだった。それもそのはず、青森の帆立は冬が旬なのです。



店を出て青森から新青森へ向かいます。弘前行き、アツイ。

帰りの新幹線。こちらも指定席が満席で自由席もなかったのだがトレインデスク席という仕事用の席だけ指定席が空いてたので無事乗れる。仕事席なので宴会しちゃダメって注意書きがあったが、帰りは全員ガン寝でした。

始発で行き、終電の新幹線で帰るという、弾丸すぎる日帰り温泉でした。

ちなみにこれをキュンパス使わずに行くと、

東京ー新青森 新幹線往復 35,340円

かかるので、ちょっと日帰りだともったいない気持ちになる。しかし、それが1万円!!

一方、キュンパスを最速で紛失したタナカ氏は、行きはパスで改札通ってるので免除、でも帰りは定額払ってねということになり、追加で新青森ー東京の新幹線代の17.100円払ったらしい。本人いはく、「追加と合わせても合計27,100円だから、定価より8,000円くらい安いのでトクした!と自分に何回も言い聞かせてます!」とのこと笑。

【今日のぶらり旅】

東京-酸ヶ湯温泉
(今日の買い出し)
事前にコンビニで買い出し

東京06:04→09:17盛岡 やまびこ51号 自由席(1-6号車)
盛岡09:48-10:52新青森 はやぶさ5号 指定席

新青森-酸ヶ湯温泉(JRバス)
11:10-12:30

酸ヶ湯温泉

酸ヶ湯温泉-青森
15:15-16:57

青森19:04-19:08新青森(奥羽本線)
新青森19:44-23:04東京 はやぶさ48号 指定席

○交通費
東京-新青森(キュンパス往復)10,000円
バス 新青森-酸ヶ湯温泉 1570円(片道)
(今日の日帰り温泉)
○酸ヶ湯温泉
「酸ヶ湯温泉旅館」
入浴料金 1,000円
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