日帰り弾丸温泉シリーズ その26
夏じゃないから海にもいけないし、寒くて外飲みもできないけど、出かけたい。で、冬と言ったらやっぱりキラーコンテンツは「温泉」!ってなわけで、夜の宴会の前までぶらりと日帰りで温泉に行ってみようシリーズ。
コンセプトは以下。
だって酒が飲めないから。温泉上がりのビアがうまいのに、それが飲めずに運転するのは地獄!
②特急かグリーン車をできる限り使う
電車内で飲むには在来線では敷居が高い。飲むことはできてもツマミまでは展開しづらい(机がない)。
③新幹線は(当面)使わない
単純に予算オーバー笑。「当面」としたのは今後ネタが尽きて「弾丸新幹線温泉シリーズ」も立ち上げる可能性があるかもということで。
④夜の宴会時間に帰ってこれる範囲
現地から終電で帰るなら行動の幅が拡がるが、やっぱり帰ってからも飲みたい!
ってことで、日帰り弾丸温泉シリーズ第26弾は栃木県の北温泉「北温泉旅館」です。
最近はまっている秘湯。その秘湯をまとめたこの本がバイブルとなっている。今回の北温泉はこの本には掲載されてはいないが、秘境の地にあるのだという。
飲みながら行く日帰り温泉シリーズで行ってみた
「日本秘湯を守る会」他の日帰り温泉レポートはこちら
↓↓↓↓
「秘湯を守る会」のレポート
調べてみると映画「テルマエロマエ」のロケ地になったという。さっそく行ってみることにした。
品川エキュートが朝8時から営業しているので、ここでツマミやワインなどを買う。
品川から上野東京ラインの宇都宮行きに乗り込みます。宇都宮までちょうど120分飲み放題(ラストオーダー0分前)。
品川エキュートのワイン屋「ヴィノスやまざき」で、スパワーをゲット。
※スパワー:スパークリングワインの略。世界で初めて「スパワー」と略して言ったのは新橋酔式だと言われている。その当時googleで検索しても出てこなかったため
宇都宮~~うつのみや~~~
黒磯行きの宇都宮線に乗り換えます。乗り継ぎ時間は4分。
ここから先は残念ながらロングシート。でもお構いなしにビア乾杯!正面の女子の脚にも乾杯!
いきなり渋い店構えの「明治屋」。温泉まんぢゅうが気になる。明治元年に創業したから明治屋だって。ほえ~~
呑兵衛的にはむしろこっちの方が気になりますね。この渋い感じのサッポロビール。しかも特約店ってことはサッポロしか販売してないってこと??しかし営業はしてないようだ。残念。
これまた大正ロマン的な建物。どうやら「カフェ ド グランボワ」というカフェみたいだ。
ここに来るのは2度目!
日帰り温泉で有名な「鹿の湯」がここから歩ける距離にあります。
「鹿の湯」に行ってきたレポートはこちら
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北温泉はここから大丸温泉行きのバスに乗り継げば近くまで行けるだが、本数が1日に2本しかなくて、今回は時間が合わず。またここから新宿行きの高速バスが出ているようだ。この日は見落としていて、普通に電車で帰ってしまったが次回からは高速バスで帰った方がラクちんかも。
タクシーで降ろしてもらった場所がこの雪。ここはゲレンデか!?私をスキーに連れてってか!?それを言うなら私を温泉に連れてってか!?
うおおおお!この道を進むらしい。往年のファンならここをドラクエ2のロンダルキア台地の銀世界を思い浮かべることだろう。ブリザード出てきてザラキ唱えないで!!
ハーゴンの神殿ではなくて、北温泉旅館に到着!渋い!そしてこの雪がまたいい感じ!いい季節に来たかも!!
「テルマエロマエ」のこのシーン。ちょうど上戸彩が北温泉旅館についたところですな。
こちらが旅館の玄関らしい。上のつららがすごい。これが任天堂の名作ゲーム「アイスクライマー」だったら、このつららが上から落ちてきて、当たると即死亡である。
さあ旅館に入ってみましょう。
旅館に入ると渋い感じ。おおお、これこれ。
「テルマエロマエ」のこのシーンはまさに北温泉旅館のこの玄関のところですな!
まずは入り口の横にあった”プールっぽい温泉”の「温泉プール」に行ってみましょう。
やっぱりこっちのプールでしょ。雪が積もっているため、足元にご注意ください。
「テルマエロマエ」の1シーン。阿部ちゃんと上戸彩がこの温泉プールに落ちる時のアングル!
「テルマエロマエ」で上戸彩が天狗の湯にいる1シーン。
この湯、実は混浴らしく、ご覧の通り、着替える場所は男女ともにこの棚らしい。バスタオル巻きも禁止なので女性がこの湯に入るにはだいぶ敷居が高いと思われる(最近、脱衣所が男女別になったらしいが、それでも敷居が高いとのこと)。
おおお!外に川が流れていていい感じ。だから「河原」の湯なのか。
モモちゃんとビア!!
そういえば「テルマエロマエ」のこのシーンの右側にニャンコが写ってたけど、モモちゃんじゃなさそう。この宿には以前ティティちゃんという猫もいたそうで、18歳で2015年頃になくなったそうだが、もしかしたらその子かも!?
モモちゃんとの絡みが名残惜しいけど時間がきたので帰ります。
タクシーに15時に迎えにきてと伝えておいたので、また雪道を戻ります。
迎えに来ていたタクシーで那須湯元温泉のバス停に戻る。さらば涙くん!さらばモモちゃん!
バスまで少し時間があったので、バス停すぐ近くの温泉神社(ゆぜんじんじゃ)にお参り。雪の神社もいい感じ。
黒磯駅は雪積もってもないのに、行った先は雪に包まれた秘境。まさに秘湯です!移動時間も実に片道4時間半!新幹線なら広島超えてますわな。ネットなどでは混んでいると書いてあったがド平日に行ったせいか、ほとんど誰もいませんでした。
タクシー
那須湯本温泉→北温泉旅館の手前
2500円くらい