日帰り弾丸温泉シリーズ その24
夏じゃないから海にもいけないし、寒くて外飲みもできないけど、出かけたい。で、冬と言ったらやっぱりキラーコンテンツは「温泉」!ってなわけで、夜の宴会の前までぶらりと日帰りで温泉に行ってみようシリーズ。
コンセプトは以下。
だって酒が飲めないから。温泉上がりのビアがうまいのに、それが飲めずに運転するのは地獄!笑
②特急かグリーン車をできる限り使う
電車内で飲むには在来線では敷居が高い。飲むことはできてもツマミまでは展開しずらい(机がない)。
③新幹線は(当面)使わない
単純に予算オーバー笑。「当面」としたのは今後ネタが尽きて「弾丸新幹線温泉シリーズ」も立ち上げる可能性があるかもということで。
④夜の宴会時間に帰ってこれる範囲
現地から終電で帰るなら行動の幅が拡がるが、やっぱり帰ってからも飲みたい!
ってことで、日帰り弾丸温泉シリーズ第24弾は山梨県の奈良田温泉「白根館」「女帝の湯」です。
たまたま見ていた「出没!アド街ック天国」の来週の放送予定が「山梨の秘境、奥山梨温泉郷」。ちょうどその放映日前日が休みでどこか温泉に行こうと思っていたところだったので、先駆けて行ってみることにした。
これぞまさに「先駆け!アド街ック天国」アツイ!
2016年12/17放送
出没!アド街ック天国~奥山梨温泉郷~
放送されてから行くのではなく、放送する前に行くっていう行為が妙にアツイ。
※しかし、このブログの更新はその1年後である。放映前に更新してたら多少のPVを見込めたかもしれないのに!遅い!
てなわけで、新宿駅で買い出しです。
新宿駅南口構内のルミネというか成城石井は朝7時から営業。RF1は朝8時から営業しているので、ここでツマミを買いだすことができます。
今回は少し遅めの新宿9時発の特急あずさ。「9時ちょうどのあずさ9号」ってたぶん乗る人の3割くらいはつぶやいていることだろう。ちなみに元ネタの”8時ちょうどのあずさ2号”って歌ったのは「狩人」というグループ(俺は聞いたことないけど)。
朝9時ちょうどの居酒屋特急あずさ9号!新宿駅で買ったツマミのオリーブの実とワインがシャレオツ感アップ。のれんがまた居酒屋感アップ!
新宿―甲府間を「えきネット」の「トクだね35」で予約するとなんと3.5割引になります(数量に限りあり)。新宿→甲府4120円がなんと2670円!これは安い!缶ビア換算すると6杯買える!
そして、いつでもキンキンビアが飲めるように保冷バッグを持参!もちろん氷で冷やしてキンキンビア!ちなみに新宿駅だと構内のコンビニ(NewDays)にも成城石井にも氷が売っていません。確認した限りで一番近くで氷を売っているのは「小田急エース南館」にあるファミリーマートです。知ってると便利!
新宿から甲府駅まで1時間半。甲府駅でワイドビューふじかわに乗り換える。乗り換え時間7分の神乗り換え!
甲府から40分くらいで奈良田温泉の最寄り駅「下部温泉駅」に到着。
乗り継ぐバスまで20分ほど時間があったので、ブラタモリしてみる。
でたーーー!白ポスト!青少年に有害な図書などをここに投函するらしい。個人的に有害だと思うのは、ムフフなアダルトものよりも、ヤンキー漫画とか極道漫画だと思ってます。ああいうのがあるから、不良がマネするわけで。
やはり「下部温泉駅」というからには、近くに温泉街がありました。
下部温泉郷。1キロだと20分では帰ってこれないので、ここで引き返す。
日帰り入浴できる下部温泉のリスト。帰り、時間があったら行ってみよう。
こちら駅から奈良田温泉へ行くバス停。奈良田温泉まで1日4便。
途中にある西山温泉郷を通過!ここは「慶雲館」という旅館で創業はなんと705年!(世界最古の旅館としてギネス認定)。奈良田温泉はこの奥です。
さあブラタモリしてみましょう。なんかこの湖、無機質だなあと思ったら・・調べてみたら戦後まもなくここに西山ダムができて、かつての集落はこの湖の底なのだそうです。きっと昔はいろいろ文化や生活があったのだろうなあ。
八ッ場ダムの底へ沈む集落。川原湯温泉に行ってきました
↓↓↓↓
本日の目的地「白根館」に到着。
七不思議の湯というのは、日によって温泉の色が違うらしい。
「日本秘湯を守る会」の宿にはおなじみの「秘湯をさがして」。ドラクエのオールドファンならDQ2の「Love Song探して」を思い浮かべることだろう。一緒なのは「さがして」だけだけど。牧野アンナ!
ちなみに寄稿している岩木一二三氏は「日本秘湯を守る会」の提唱者らしい。将棋の加藤一二三氏とは秘湯仲間だとか、そうでないとか。
飲みながら行く日帰り温泉シリーズで行ってみた
「日本秘湯を守る会」の日帰り温泉宿レポートはこちら
↓↓↓↓
「秘湯を守る会」のレポート
さあ脱衣所です。温泉成分表にも気温・気候で湯の色がかわると書いてありますね。
飲泉もできるもよう。温泉をチェイサーにビアとかめちゃ酔いそう・・。
自販機ももちろんチェック。缶ビア360円だが、この秘境ならやむなし。(近くにコンビニやスーパーらしきものもなかったし)
古民家カフェ「鍵屋」。花火の時に「た~まや~、か~ぎや~」って叫んだとか。
定休日水曜日。よかった金曜で。ここまで来て休みだったら泣くに泣けない。
奈良田の里温泉”女帝の湯”。
なんでも、孝謙天皇(女帝)がこの地に立ち寄って湯治したという言い伝えがあるかららしい。当時の都は奈良。孝謙天皇は「おお、奈良の都は七条なるが、この地は七段。ここも真に奈良だ」と驚いた。それから移り住んでこの地が「奈良田」と呼ばれるようになったのだとか。車でもこれだけ時間かかるのだから、当時、奈良からここに来るまでどんだけ秘境だったのか。
こちらの大広間はなんと有料でした。しかも1500円って高いなあ~~まさに女帝価格!
ということで、「瓶ビール」680円にしました。銘柄はキリンラガー。大きさは中瓶。
ダッシュしてスーパーあずさ28号に乗り換える。3分間の神乗り換え。お疲れさまでした。
キターーーーー!6位!白根館!「歩けない人が歩けるようになったりとか」の字幕が気になる。
ということで、奥山梨温泉郷のうちの一つ、奈良田温泉でした。次回は下部温泉や西山温泉も行ってみたい。特急とバスの乗り換え時間が絶妙なので、わりと待ち時間なくスムーズにいけます。女帝に会えるかも!?
【今日のぶらり旅】
(早川町乗合バス)
(早川町乗合バス)
甲府―下部温泉 670円(乗車券)
バス 下部温泉→奈良田温泉 800円(片道)
入浴料金 1000円
○奈良田の里温泉(女帝の湯)
入浴料金 550円