ワールドカップ現地観戦シリーズ2018
ロシアワールドカップ現地観戦への道
闘うのは選手だけじゃない!
サポーター、ファン、サッカー馬鹿、俺たちも現地へ行くために闘っている。
チケット、宿、飛行機、そして、そもそも休みがとれるのか?
2002日韓大会から2006ドイツ、2010南アフリカ、2014ブラジルと4大会現地観戦を敢行。5大会連続を目指すべく2018ロシアへの旅がはじまった。
FIFA公式サイトで1次抽選販売がはじまる。
この時点では、出場国が全て確定していないし、もちろんグループの組み合わせも決まっていない。当然、我らが日本がどこの組なのか、どの相手なのか、どの開催都市なのかも決まってない。
その中で選べるのは、
・Match Specific Ticket
・Venue Specific Ticket
・Team Specific Ticket
である。
敢えてこれらを説明すると
「Match Specific Ticket」は試合個別のチケット。1試合づつ選ぶ。開幕戦から決勝まで64試合。最大7つ(確か)選択できる
「Venue Specific Ticket」は会場指定のチケット。だいたい4~5試合のセット。その地域に住んでいる、あるいは、ずっと滞在している人にメリットがある。ただし、ベスト8以降~決勝の試合(3位決定戦除く)は含まれない。
「Team Specific Ticket」は通称TSTチケットと言われ、特定のチーム(例:日本代表)の試合全てがついてくる。グループリーグの3試合は保証。TST3~TST7まで選択でき、後ろの数字は試合数。TST4であれば、グループリーグの3試合+決勝T1回戦となる。対象のチームが負けると勝者の試合のチケットにかわる。これがTST7となると決勝までついているので、1カ月間現地に滞在できるサッカー馬鹿野郎向けのチケットだ。当然ながら当選確率は異常に低い。
今回一次抽選に申し込んだのは上記の5試合。
準々決勝2試合と準決勝2試合、そして決勝。
前回のブラジル大会では、
3位決定戦と決勝を現地観戦した(自慢)ので、今回は準決勝を中心に応募してみた。「準決勝は決勝戦より面白い試合が多い」とよく言われるので、一度は観ておきたかったからだ。
朗報を待つ。
(2017年10/25日頃から)
FIFAより当選メールがきた!という声をちらほら聞きはじめる。が、自分には音沙汰ないので、落選したかと悟る。やはり、準決勝などの好カードは人気高かったのか。
(2017年10/31)
深夜2時「FIFA World Cup Ticketing Centre」からメールがくる。
件名は「2018 FIFA World Cup Russia – Ticket Confirmation」
むむむ!!!
むむむむむ!!!!
「Congratulations! The FIFA World Cup Ticketing Centre (“FWCTC”) is delighted to inform you that the Tickets shown below have been allocated to you during the Random Selection Draw period based on your Ticket Application.」
パっと見、内容がすぐにわからないのだが、
とりあえず、
「Congratulations!」
と書いてあるってことはなんか当選したに違いない!
さっそくgoogle翻訳先生にお願いしてみると・・
「おめでとう! FIFAワールドカップチケットセンター(以下「FWCTC」)は、下記のチケットがチケット申請書に基づいてランダム選択抽選期間中に割り当てられたことをお知らせすることを嬉しく思っております。
なんか変な日本語だが当たったらしい!!
当選したのは・・
7/7 準々決勝(ソチ)
7/10 準決勝(サンクトペテルブルク)
7/11 準決勝(モスクワ)
の3試合!
「決勝より面白いと言われる準決勝」
を2試合とも観戦。激アツすぎる!
ということで、ロシアへの道が開けた!
そして、準々決勝の会場がオリンピックがあったソチっていうのも面白い。こないだソチオリンピックを現地観戦したばかりだからだ。
ソチオリンピック現地観戦紀行はこちら↓↓↓
https://www.gekiyasu-beer.com/archives/54317473.html
とりあえず、すぐ飛行機を手配。
7/6 成田―モスクワ
7/12モスクワ―成田
のJAL便を予約。往復80,100円。安いかも!
(2018年11/16一次先着販売開始)
この時点でも組み合わせがわかってないため、決勝とかぐらいしか申込みようがない。
が、サイトを見てみると決勝をはじめ、準決勝、準々決勝などは完売状態になっていて申し込めなかった。とりあえず何も申し込まない。
日本のTST3が買えた!という声もちらほら聞く。
(2017年12/1組み合わせ決定)
組み合わせ決定。
今回は準決勝2試合+準々決勝1試合を既にゲットしていて、つまりベスト8のうち5か国を観戦できるという余裕があるせいか、それほどドキドキしなかった。
日本といえば、まあ韓国やイランよりはだいぶマシなのだが、前回大会で屈辱的な大敗をしたコロンビアがいるのが嫌な感じ。これまで、同組に南米のチームがいる大会は一度も決勝T進出していない。よく「日本はアフリカのチームを苦手としている」とテレビの解説とかでよく聞くが、そんなことはない。南米の方がよっぽど苦手だ。ってことで、これまでのジンクスでいけば、Gリーグ敗退ということになる。
初戦のコロンビア戦で引き分け以上であれば、かなり可能性はあがるのだが・・。
さて、この組み合わせにより・・
7/7準々決勝(ソチ)
これはアツい!
7/10準決勝(サンクトペテルブルク)
ブラジル(鉄板)×フランスorスペイン(希望)orポルトガルが濃厚!
7/11準決勝(モスクワ)
ドイツ(鉄板)×アルゼンチン(希望)
ってことで、アルゼンチン好きとしては、2試合観られる可能性があって、アツイことに。
(2017年12/5二次抽選販売開始)
二次抽選が開始した。さっそく見てみるとやはり準々決勝以降の試合はほぼ全て完売状態になっていて、申し込めない。今後もおそらく準々決勝以降はリセール以外は買えない状態が続くだろう。
一方、日本戦は容易に手に入りそうな雰囲気だ。日本戦と準決勝と2回ロシアに行くことも少しだけ考えたが、今のところはやめておこう。
(2017年12/4)
ロシアW杯観戦者は「FAN-ID」なるものを取得せよという連絡が来る。それにしたがって指定のサイト(https://www.fan-id.ru/)から申請。なんでもこの「FAN-ID」があるとビザが不要らしい。※ロシア入国には通常ビザが必要。
チケット保持者、FAN-ID保持者は試合向け臨時列車が無料で乗れるらしい。さっそく専用サイト(https://tickets.transport2018.com/free-train/schedule)から予約する。試合前に各都市から向かう列車と試合後に帰る列車の両方とも予約できる。しかも無料で。ロシアも太っ腹だ。
臨時列車は基本寝台列車で、二階建て。場所も指定できる。無類の寝台列車好きなので、楽しみでしょうがない。
ソチでの準々決勝(7/7)からサンクトペテルブルグの準決勝(7/10)までは、ソチ→モスクワ、モスクワ→サンクトと寝台列車を乗り継ぐ。
7/8(日)
アドレル(ソチ) 18:37発
↓↓↓(23時間46分)
7/9(月)
モスクワ18:23着
モスクワ22:50発
↓↓↓(7時間57分)
7/10(火)
サンクトペテルブルグ06:47着
なんとソチ→モスクワまで焼く24時間!!モスクワからサンクトペテルブルグまでも8時間!もう飲みまくるしかない!飲みつかれたら寝台列車で寝る。起きたらまた飲む!なんて贅沢!そして、宿代も二日分も浮いてラッキー!
7/11(水)
サンクトペテルブルグ04:15発
↓↓↓
モスクワ14:10着
帰りも約10時間!日中の移動もオツ!
(2018年1/23)
ロシアからはるばるFAN-IDが届く!盛りあがってきた!
観戦者全員に送ってるのか!ロシアは太っ腹だ!ちなみにソチオリンピックの時は現地での発行でした。
ソチオリンピックで羽生結弦の金メダル見てきた!
現地観戦記はこちら!
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(2018年5/30)
W杯壮行試合 日本代表×ガーナ代表
今回のワールドカップは日本戦観ないけど(期待もできないし)、とりあえず西野監督になってどうなったか。
結果・・・0-2で惨敗。
ただ負けただけでなく、何も収穫がなかった酷い試合。軽くブーイングでたけど、もっとしていいよ。俺はと言えば、ブーイングする気にもならなかった。
試合後にウカスカジー(ミスチルのユニット)が応援ライブ。試合結果に憤って「早く飲みに行こうぜ!」と言うものの、みんなに「まあまあ、せっかくなので聴いて行きましょうよ」と諭されて、しょうがなく残る。でもミスチル桜井さんの声を聴いたら何かスッキリした。
ミスチルは偉大だ!
帰り道に日テレの「PON」とかいう変な名前の番組からインタビューされる。
なぜかテンション高くて、さっき聞いたミスチルの歌のさびを歌う。
「ウォーーウォ、ウォーーウォーーウォ、ウォ、ウォーーーー」