さよなら築地市場シリーズ その22
「龍寿司」 築地市場(場内)
いよいよ移転まで数カ月となった築地市場。せっかく近くに勤務しているので、これまで通った市場内、場外のお店を紹介したり、今更ながら新規開拓したりするコーナー。
激安生ビールを追求する硬派なブログ(笑)なのに、ランチを紹介するその辺のナンパなOLみたいな内容になっちゃうので、ネタ的にどうかと思ったのだが、最近せんべろネタがなくなってきたので笑、シリーズ化を決意してみました。というより、身近な存在の築地市場がなくなることへのある種の敬意です。
空気読めない小池知事が移転を来年冬に延期しましたね。最終営業日は11/2でしたが、場内の店員に確認したところ「延期になったので営業もそのままやる」と言っておりました。しかし、いずれにせよいつ移転するか不明なので、来たる時に備えていまのうちに訪問しておきましょう。
ってことで、第22回目は「龍寿司」です。
こちらの龍寿司は1号館です。「吉野家」や「禄明軒」のならび、カレーの「中栄」の隣です。いつも中栄か「豊ちゃん」に行ってしまうので高単価の寿司屋はスルーしてましたが、今回は制覇目的で行ってみました。
最低価格は菊「2500円」。このくらいの値段で築地で寿司を食べられるといいね。
「菊」2500円を注文すると、いきなり中トロ(大トロかも)がくる。
「おまかせ」4300円。1貫目は「えんがわ」。「えんがわ」は平目1匹から4貫しかとれないので希少らしい。なので比較的安いカレイが使われることが多い。一般的な寿司屋はほとんどカレイで白っぽい。ちゃんとした平目のえんがわはこのように透明っぽい色をしているのだとか。表の看板にあったようにおそらく青森産だろう。
左側が「菊」2500円、右側が「おまかせ」4300円。(ちょっと前なので忘れたけど)左からイカ、大トロ、シメサバ、イカ、かつお、えんがわ。
一方「菊」は巻物。さすが2000円台と4000円台の差が表れはじめた(ていうか差がないと困る)。
「おまかせ」はやっと大トロが登場。「菊」の最初のトロとやっぱり脂の乗りがちょっと違うかも。
最後の一品はウニかイクラで選べる方式。イクラにしようとしたのだが、店員がウニがオススメだというのでウニにした。
そういえば、All Aboutに「松下幸之助」も愛したという穴子がこの店にあるとアバウトに書いてあったが、残念ながら出てこなかった。菊「2500円」はコスパ悪くないのだが、おまかせ4300円で8貫は量的にちょっと寂しいかも。
築地市場の最終営業日は11月2日(水)→終了も延期確定です
11月7日(月)から豊洲新市場に移転→延期
こちら築地から豊洲に移転する店舗の一覧。「龍寿司」も移転のもよう。
【今日の会計】
“菊” 2500円
“おまかせ” 4300円
「龍寿司」 築地市場(場内)
https://tabelog.com/tokyo/A1313/A131301/13014830/