さよなら築地市場シリーズ その6
「鳥藤 場内店」 築地市場(場内)
いよいよ移転まで数カ月となった築地市場。せっかく近くに勤務しているので、これまで通った市場内、場外のお店を紹介したり、今更ながら新規開拓したりするコーナー。
激安生ビールを追求する硬派なブログ(笑)なのに、ランチを紹介するその辺のナンパなOLみたいな内容になっちゃうので、ネタ的にどうかと思ったのだが、最近せんべろネタがなくなってきたので笑、シリーズ化を決意してみました。というより、身近な存在の築地市場がなくなることへのある種の敬意です。
てなわけで、今回は鳥めし屋の「鳥藤 場内店」です。
築地だからみんな海鮮もんばっかり食べているかと思ったら大間違い。この鳥藤(とりとう)もかなり並んでます。本業は鶏肉専門卸業者らしく、飲食業はその派生形なのでしょうか。創業は明治40年っていうんだからもう大変な老舗ですわ。
入口に軽くお品書きが書いてあります。当たり前だが、全部鳥系メニュー。
ここに唐揚げなども売ってたりする。ツウはサイドメニューとしてこれを追加で注文するらしい(会社のパイセンがツウぶって注文してた)。
メニューはこちら。むか~し来店したときには、確かなかったはずの「しゃも親子丼」なるものが登場している。
「こころのこりの親子丼」とかも確かなかった気がする。人生、心残りばかり。
そして、こちらもいつの間にかできた新メニューのキーマカレーとチキンライス。若干、邪道感があるが、これはこれで美味しそう。
今回頼んだのは「親子丼 しお2号」。普通の親子丼は醤油系で、それのしお版が「親子丼しお」。ではしお2号との違いはというと、外国人向けに英訳されているメニューがあって、それによるとsaltにYUZUGOSHOを利かせているのが「しお」で、saltにfishが「しお2号」とのこと。つまり魚出汁ってことですな。また一緒についてくる鶏スープがまたうまい。ツウはこれを親子丼にかけて雑炊チックにしたりするのだとか。
ということで、シリーズ第6弾は鳥めし屋の「鳥藤 場内店」でした。ちなみに場外店(分店)もあるけど、現在2016年7/15現在は改装中で休業中。
「水炊き ご飯付き」900円。毎回頼むたびに「お時間かかりますよ」って言われるやつ。備え付けのゆずぽんを入れると味の変化を楽しむことができる。
これがそのゆずぽん酢。密かに激ウマ。店頭で買うこともできます。700円。
(2017年8月再訪)
今回は「親子丼しお」800円。2号ではなく普通の塩です。が、やっぱり激ウマ。塩味ながら柚子胡椒がほんのりと利いている。
(2017年11月たびたび再訪)
「とりそば はじめました。」とのことで、メニューが追加されたもよう。
「水炊きそば」900円。さっそく頼んでみた。水炊きで出てくるスープに麺が入ってる感じだが、あっさり過ぎてうーんって感じ。醤油がオススメという噂なので今度食べてみよう。
(2017年12月たびたび再訪)
「水炊きそば醤油味」1000円。
今度は醤油味を食べに行ってみました。こちらの方が濃厚で好きですね!
築地市場の最終営業日は11月2日(水)→2018年7月らしい
11月7日(月)から豊洲新市場に移転。
こちら築地から豊洲に移転する店舗の一覧。「鳥藤」も移転のもよう。
【今日の会計】
親子丼 しお2号 900円
「鳥藤 場内店」 築地市場(場内)
http://tabelog.com/tokyo/A1313/A131301/13117868/