さよなら築地市場シリーズ その5
「市場の厨房」 築地市場(場内)
いよいよ移転まで数カ月となった築地市場。せっかく近くに勤務しているので、これまで通った市場内、場外のお店を紹介したり、今更ながら新規開拓したりするコーナー。
激安生ビールを追求する硬派なブログ(笑)なのに、ランチを紹介するその辺のナンパなOLみたいな内容になっちゃうので、ネタ的にどうかと思ったのだが、最近せんべろネタがなくなってきたので笑、シリーズ化を決意してみました。というより、身近な存在の築地市場がなくなることへのある種の敬意です。
てなわけで、今回は定食屋の「市場の厨房」です。
この店、たぶんぶらりと築地市場に行ってもその存在に気づかない人が多いと思う。なぜなら、正門から入ってまっすぐ行った店が集まっている辺りにはなく、青果部のほうにあるからだ。
ここが築地市場の正門前。
横断歩道を渡ってから、普通はまっすぐ進むところ、築地交番のところを右側に曲がると青果部。
そうすると、このようにスクエアの昔のゲーム並のディープダンジョンが現れる。まさかこの先に店があるとは到底思えない。
気にせず築地ダンジョンを進んでいくと・・・
右手に看板が見えてきた!
こちらその入口。おそらくこの界隈に勤めたことがない人はこの店の存在を知らないでしょう。
入口に日替わりメニューの看板が立っている。
通常のメニューが右側。左側は日替わりメニュー。日替わりメニューがとても豊富なのが特徴。ちなみに定番は豚のしょうが焼定食とチキンカツカレーかな。とにかく量が多い!
今回オーダーしたのは「活〆真鯛と生本鮪丼」1200円。
ここでグルメブログだったら真鯛と本マグロのマリアージュ!とでも言うのだろうか。古館一郎(F1実況当時)だったら、「真鯛と本マグロのランデブー走行」か(んなこと言わねぇか)。
カウンター越しに見える厨房。店内は広くてかなりの人数入れます。
ということで、シリーズ第5弾は定食屋の「市場の厨房」でした。
青果部のほうにあるので、知る人ぞ知る的な店です。って、ちょっと自慢気になってみたのだが、この店に行った日に中国人9人の団体様が訪れていて、レア感さっそくゼロ。最近の中国人はけっこうマニアックなところまで嗅ぎ付けているからすごい。
(2016年9/1再訪)
日替わりメニューはほとんどが売り切れ!
売り切れ続出の日替わりメニュー。でも今回は別の目的で来たのでノープロブレム。
お目当ては定番「ぶたのしょうが焼定食」900円。普通盛りです。
昔は量が多かったけど、ちょっと少なくなったかも。そのかわりに大盛がメニュー入り。
一番上の「鰤炙り・葱トロ・甘エビ丼」のブリが品切れで100円引きで「葱トロ・甘エビ丼」ができるというので「ブリなし」で頼む。
築地市場の最終営業日は11月2日(水)
11月7日(月)から豊洲新市場に移転。
こちら築地から豊洲に移転する店舗の一覧。「市場の厨房」はリストにない。移転しないで築地で最後を迎えるのだろうか。
【今日の会計】
活〆真鯛と生本鮪丼 1200円
「市場の厨房」 築地市場(場内)
http://tabelog.com/tokyo/A1313/A131301/13022506/