オリンピック行ってきたシリーズ2014

現地でオリンピックを観戦してきた！
①個人手配編
（2014冬季ソチ五輪）

2008年に北京オリンピックに初めて行ってから、2012年ロンドンオリンピックで味をしめて、2014年は現地観戦としてはわりとマイナーな冬季五輪のソチオリンピックにも進出！現地の興奮と感動をこの場で掘り起こす！

（あらすじ）
・きっかけは観戦チケット当選メール。航空券、ホテルはぜ～んぶ個人手配（①個人手配編）
・人気の男子フィギュアＦＳは即売り切れ。怒りのヤフオク、14万円で落札！（①個人手配編）
・出国前日に45年ぶりの東京大雪！成田空港への交通が完全マヒ（②東京大雪編）
・やっとたどり着いた成田空港で待っていたのは振替待ちの大行列（③地獄の成田編）
・間に合うのか！？観戦予定のスピードスケート男子500m（④大阪食い倒れ編）
・ソチは諦めたのか！？気が付くと大阪で食い倒れ。いよいよ日本出国！（④大阪食い倒れ編）
・インスタンブールでモスクめぐり。チャイでまったり。本気でソチ行けるの？（⑤寄り道イスタンブール編）
・観戦予定だったメダル獲得鉄板のジャンプ女子ノーマルヒルの高梨沙羅は・・？（⑥渡部銀メダル編）
・ついにロシア・ソチに上陸！観戦種目でメダルラッシュ！（⑥渡部銀メダル編）
・いきなりノルディック複合・渡部暁斗の銀メダル！（⑥渡部銀メダル編）
・いよいよ男子フィギュア・羽生結弦登場。そして高橋大輔ラストダンス。ロシアの英雄プルシェンコがまさかの・・（⑦男子フィギュア編）
・末代まで語れる！フィギュア・羽生結弦の金メダルを目撃！（⑧羽生金メダル編）
・オリンピックパークで羽生結弦の金メダルセレモニー！（⑨葛西銀メダル編）
・レジェンドジャンパー・葛西紀明もラージヒルで銀メダル！（⑨葛西銀メダル編）
・そして帰国（⑨葛西銀メダル編）
・（お待ちかね）ロシア美少女コレクション

「①個人手配編」

プロローグ

2013年3/18
前回のロンドン五輪に引き続き、国内販売での観戦チケットはチケットぴあで扱われることになった。ソチ五輪から1年も前に国内一次販売が開始（抽選制）。ロンドン五輪に一緒に行ったうちの一人の会社同僚且つRTT（リアルただの友達）・ナオと「女子ジャンプノーマルヒル個人決勝」を申し込んだ。もちろん、ワールドカップで連戦連勝の高梨沙羅は金メダルの大本命だったからだ。一度に申し込めるのは2枚だけなので、二人で4枚の申し込み。結果発表は3/29とのこと。(A席1枚28800円)

3/29
あっけなく当選メールがくる。同僚RTTナオも当選。これで4枚確保。
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新橋酔式　様

以下の内容で当選が決定しました。

「第22回オリンピック冬季競技大会 (2014/ソチ)」

２０１４　ソチオリンピック　スキー・ジャンプ

女子ノーマルヒル個人　決勝

2014年02月11日(火) 21:30

ジャンピング・センター

席種/料金(税込)：Ａ/ 28800円

枚数： 2枚

合計金額：60020円

※合計金額にはチケット料金・システム利用料・配送手数料が含まれます。

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チケット料金そのものは現地サイトで直接買う価格に、ぴあが手数料を乗せていて、さらに配送手数料などを乗せていて高くなっている。ちなみに公式サイトではロシア在住でないと買えない。

観戦チケットをとりあえず入手したことにより、俺たちの「Road to Sochi Olympic」がはじまった。「ソチ」というオリンピックでもなければ一生耳にすることがない場所を目指すことになる。そもそもどうやってソチまで行くのか。雪がないって噂だけど本当なのか。テロの危険あるって話だけど？そもそもロシア語はなせるの？この時点では何も下準備はない。

11/11
国内2次販売。また抽選なので女子ジャンプノーマルヒル（現地2/11）を含む日程で注目度が高い、且つ、自分も好きな「男子フィギュアスケートフリー（2/14）」、「男子ジャンプラージヒル決勝（2/15）」に申し込む。抽選発表は11/29。

11/14
ソチでホテルが足りてない、あっても1泊10万するとかいうニュースを聞いて急にあせって探しはじめる。Booking.comで調べているとゲストハウスくらいしか見つからなかったのだが、「オリンピックホテルソチ（Olmpic Hoter Sochi）」というそのまんまなネーミングのホテルを発見！しかも1泊1部屋ツインで5300RUB（当時1RUB=3.2円なので16960円）。つまり一人だと1泊8480円程度ということになる。毎回オリンピック期間中はホテルの値段が高騰することを思うとこの値段は安い！と思い、とくに場所を確認せずに即予約！（2/10から2/15までを2部屋5泊）

オリンピックホテルソチ（Olympic Hotel Sochi）

しかも、リゾートチックな雰囲気でソチ市内にもそれほど遠くないと思いきや・・・

勝手にオリンピック会場はソチ駅の近くかと思っていたが、南にあるアドレル駅のすぐ隣がオリンピックパークで、ここにスケートなどの競技場がほぼ集結していた。ホテルからソチ駅まで約13キロ。電車はないのでタクシーしかない。ソチ駅からアドレル駅は約40キロ。電車があって約1時間。つまり全部で53キロ離れている。例えるならば、新橋から東京行って中央線で八王子までいき、そこからタクシーで相模湖まで行くイメージ。ちなみにジャンプなどスキー系はアドレルからさらに1時間ほど行ったマウンテン会場で行われる。

11/15
ホテル確保したということで航空券も探しはじめる。HISで格安航空券を調べると東京―ソチ往復91,790円。意外と安いので同僚RTT・ナオに確認してとりあえず二人分を即ゲット。残り2枠はまあこれから声かけるとしよう。
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　【日程】

（往路）
S74122(JL)
2014/02/09　10:45 成田空港発

　2014/02/09　 16:00 ドモジェドボ国際空港(モスクワ)着

S71021
2014/02/09　 22:30 ドモジェドボ国際空港(モスクワ)発

　2014/02/10　 00:55 ALDER SOCHI ARPT（ソチ）着

（復路）
S71046
2014/02/16　 13:25 ALDER SOCHI ARPT（ソチ）発

　2014/02/16　 16:00 ドモジェドボ国際空港(モスクワ)着

S74121(JL)
2014/02/16　 17:40 ドモジェドボ国際空港(モスクワ)発

　2014/02/17　 08:15 成田空港着

航空会社： JL：日本航空／ S7：シベリア航空

≪ご旅行代金≫

　【航空券料金】

　　　大人　　21,600円

　【国内空港使用料】

　　　大人　　2,540円

　【その他諸税等】

　　　大人　　66,600円

　【取扱料金】

　　　大人　　1,050円

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　【ご請求金額（お一人様）】

　　　大人　　91,790円

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モスクワでシベリア航空というマイナー便に乗り換え。モスクワまでは共同運航だがなんと安定のＪＡＬ。航空券料金そのものはすごい安いのに、サーチャージが高すぎるぜ！

11/29
当選メールがくる。
「男子フィギュアスケートフリー（2/14）」→落選
「男子ジャンプラージヒル決勝（2/15）」→当選（28,800円）

男子フィギュアは高橋大輔の引退試合ということでソチにもかかわらずチケット申し込みに殺到しているとか。相当な大輔ファンがはるばるソチまで押し掛けると噂されている。また、ロシアの皇帝プルシェンコも出場とのことでロシア国内からも殺到して現地チケットもほとんど完売だとか。

12月頃
さりげなく飲んでいるときにソチの話になったら、前回ロンドンオリンピックも一緒に行った呑兵衛ナースの「サトミキ」と同じく飲み仲間の「エンディ」もすんなり行くことになった。これで４人全員そろった。

（4人の日程）

エンディ（2014年2月7日～15日）現地着8日

酔式・ナオ（2014年2月9日～17日）現地着10日

サトミキ（2014年2月10日～14日）現地着11日

12/26
ぴあで3次販売が先着制ではじまったので、以下を購入
「2/10 スピードスケート男子500m」 1人31,200円。
高いけどやむなし。オリンピックになると金銭感覚が狂う。

2014年1/6
ヤフオクで超品薄の「2/14 男子フィギュアスケートフリー」が出品されている。Ａ席は定価で普通に20,000RUB＝84,000円もする代物だが、勢いで146,000円で落札！！チケット類で最大の買い物はサッカーワールドカップ2006ドイツ大会の「イングランド×スウェーデン」の19万円だったので、それに比べればまだマシだと自分に何度も何度も言い聞かせる。

1/10
ついにチケットが届く！盛り上がってきた！

左から男子スピードスケート、女子ジャンプ、男子ジャンプ、男子フィギュア！

1/10
そういえば、ロシア入国にビザ必要だった！というのを出発1カ月間前に気づく。ってことでロシアビザセンター（http://visa.d2.r-cms.jp/）に依頼する。郵送で全部やりとりできるのだが、なんと発行に14,000円。オリンピックはホント金かかるわ～（現在はレートが半分以下になっているので5,400円で済む）

1/11
公式サイトではロシア在住（アメリカやカナダ在住もＯＫらしい）でないとチケットが買えなかったのだが、公式譲渡サイト（FAN 2 FAN）が設置されていて、そこからだと日本人でも買えるということがわかった（チケットの発券は現地）。なので出品されていた以下の4種目を購入！

「2/11　女子カーリング　日本×韓国」　7,800RUB＝25,200円
「2/12　男子ノルディック複合決勝」 11,700RUB＝37,800円
「2/13　女子アイスホッケー日本×ドイツ」　7,800RUB＝25,200円
「2/13　男子フィギュアショートプログラム」　7,800RUB＝25,200円

これで、滞在期間中、毎日なんかしらの競技を見ることになった。しかも、午前と午後に1日2種目見る日も！実にチケット代（8種目）だけで348,200円！オリンピックには魔物が潜むってよくいうけど、こういうことだったのか！

1/28
現地では「Spectator Pass」を発行しなければ入れないらしく、公式サイトでその登録をする。

これがパスではなく、これを現地のパス発行オフィスに持っていって作ってもらうらしい。