ニッポン島めぐりシリーズ その2
「御蔵島」(中編)
6:30に御蔵島に到着。翌日の13時に船が出発するので、
島にいれる時間は30時間しかない。
さっそく宿で「ドルフィンスイム」を申し込む。
イルカと一緒に泳げるロマンティックな企画だが、
事前の誓約書に、
「当方では水難事故の責任は一切負いません」
等々いろいろと書いてあるのが異常に気になる。
そもそも誓約書を書かされるなんて!
とりあえず、ドルフィンは午後からなので、
島内をぶらついてみることにした。
(まだ朝7時だし)
ちょっと歩いただけで、もう道以外はジャングル!
島内の道も周囲を走る一本しかないらしい!
何やらあやしげなものを発見!
近寄ってみると・・
電話ボックスの廃墟だった!
朝なのでとりあえずアカペラでラジオ体操する俺たち。
海のむこうを指さすロマンティストなオレ。島のよさはどこに行っても海が見えること!
結局、7キロくらいしか歩けずに同じ道を引き返してもどる。
いよいよドルフィンスイムのために港にきました。
池P氏とインストラクターのお姉さんたち。イルカちゃんよりもそのム●のほうが気になります。さりげなく後ろに映っているカップルがこのときはまだ仲よさげ。
そして、SAKAMIと既に船酔い気味の藤村(島崎トウソンじゃないよ)
そして、ジャマイカ野郎!
このような崖の周りを舟で進みます。
すると・・・おぉ!鳥だ、飛行機だ、たけちゃんマンだ!?じゃなくてイルカちゃんマン発見!!
イルカの進行方向を予測して舟で先周り。
「さあ、入って!」
と船長の声でインストラクターのお姉さんたちが次々に海に飛び込んでいきます。
うおおお、まだ心の準備が!って言っているひまもない。
とりあえず、ジャマイカタンクトップでイルカを牽制。
おおおおお!天気が曇っていて海が暗いけど確かにイルカがいるいる!!
イルカは人間に寄ってくるわけではなく、
自由きままに泳いでいるので、すぐどこかに行ってしまう。
なので、また舟で先回りして飛び込むの繰り返し。
そうこうしているうちに藤村嬢(トウソンじゃなくてフジムラ)が船酔いし、離脱。
海に飛び込んだもののすごい波が荒くて、
慣れないと実はイルカどころではない感じである。
さすがフェリーが引き返すくらいの波の荒い場所である。
(このとき、誓約書を書かされたのに納得)
ちなみに、この海の荒さで後ろにいたカップルたちの仲が険悪なムードになっていた。
イルカ三昧で満足の俺たち(約1名除く)
午後、再び島内散策に繰り出す俺たち。
酔っぱらい藤村嬢(名前は実はアヤカ)が寝込んでいるため、3人ででかける。
どこに行っても海が見えるっていいねいいね。
撮影会の様子
港でお昼寝するオレ。
港で黄昏れる俺たち。
島内唯一、酒を売っている西川商店でビールを購入
夕方になると、島のおっちゃんたちが商店の前の路地に集まってきて宴会をしている!
隣のおっちゃんが「キュウリとれたから食いな」とつまみをくれた。
ちなみにそのキュウリには黄色い花がつきっぱなし。
御蔵島犬がキュウリを虎視眈々と狙っている。ちゅうか、足が長い!
そんな路上の宴会が日暮れまで続く。
こんな毎日も粋かもしれない。
御蔵島の夜はまだまだつづく