日帰り弾丸温泉シリーズ その6
夏じゃないから海にもいけないし、寒くて外飲みもできないけど、出かけたい。で、冬と言ったらやっぱりキラーコンテンツは「温泉」!ってなわけで、夜の宴会の前までぶらりと日帰りで温泉に行ってみようシリーズ。
コンセプトは以下。
だって酒が飲めないから。温泉上がりのビアがうまいのに、それが飲めずに運転するのは地獄!笑
②特急かグリーン車をできる限り使う
電車内で飲むには在来線では敷居が高い。飲むことはできてもツマミまでは展開しずらい(机がない)。
③新幹線は(当面)使わない
単純に予算オーバー笑。「当面」としたのは今後ネタが尽きて「弾丸新幹線温泉シリーズ」も立ち上げる可能性があるかもということで。
④夜の宴会時間に帰ってこれる範囲
現地から終電で帰るなら行動の幅が拡がるが、やっぱり帰ってからも飲みたい!
ってことで、日帰り弾丸温泉シリーズ第6弾は群馬の川原湯温泉です。
なんとこの日は東京でも雪が積もりました。雪の中に温泉というのは何とも風情がありそうで、ビアも進みそうです笑。
さあ今回乗車するのは「特急草津」。
もちろん草津温泉に行くのに便利だからついた名前でしょう。ちなみにこのシリーズでは前回、伊香保温泉に行くときに使用。今回の行先は特急草津が止まる川原湯温泉駅。聞いたことのない名前だったが、駅名に「温泉」とあったので当然温泉もあるだろうと予想して向かう。グーグル先生で調べてみると共同浴場があるとのこと。
なんと、ちょうど雪だらけの寝台列車カシオペアが札幌から帰ってきて大興奮。寝台列車好きの俺もカシオペアは乗ったことないんだよな~なくなる前に乗りたいのだが・・・
上野エキュートが8時から営業しているので、そちらで酒とツマミを買い込めます。発車する下の階ではなく、公園改札のある上の階なので注意。
飲むこと140分。川原湯温泉駅に到着!
いい感じで雪が積もってます。都心で積もるとうっとうしいけど、温泉地で積もると風情がありますねえ。
駅の外に出ると誰もいない。何もない。妙に駅舎が新しいのは、旧駅とこの路線が八ッ場ダムができたら湖の下に沈むので2014年10月に移転したというのだ。なんと線路ごと移設されていたというわけだ。新駅は旧駅から1.5kmほど離れているという。
雪の中にたたずむ新駅。歴史を知るとなんか寂しい気持ちにもなってくる。
真っ白。何もない。ここでドラクエだったら「返事がないただの屍のようだ」と言われそうだ。
どうやらこの辺はダムの水の底になるらしい。どおりで人気がないわけだ。すでに高台に移動しているのだろう。
こっちの道は行き止まり。いよいよダムの底に沈むんだというのが実感できる。
不動滝というのがあるらしい。滝もダムの底?沈む前に行かねばだ。
滝まで250m。遠くに民家が見えるがやはり、ひと気がない。
上に見える橋がダム?
ついに道がなくなった。普通のスニーカーできたので滑り落ちないかますます不安になる。
さらに進んでいくと山道っぽくなってきてちょっと緊張感が走る。柵があるってことは右側に滑り落ちたらヤバいことになりそう。
ようやくたどりついた不動の滝はなんと凍っていた!滝が凍っているの初めてみた!ちょっとうれしくなってビアで乾杯!
滝ビアした後は来た道を戻る。
今は移転してしまったという旧市街のほうに行ってみる。
これが共同浴場の王湯。2014年6月に営業を停止し、新しい高台のほうに移ったという。渋かったのに残念。
新共同浴場の地図が書いてあるのでとりあえず行ってみよう。(本日の目的地)
新しい共同浴場の「王湯会館」はこの真新しいトンネルをくぐった先にあるらしい。
露天風呂。日本酒ならぬビールをケロリンのたらいの上にのせて飲むというオツなことをしてみる。ケロケロ。
共同浴場にあるとうれしい大広間の休憩場があったので風呂上りのビア!やっぱり誰もいない。
駅へ帰り道。ビアの在庫が切れたので氷結。やっぱりなんか物悲しい。
帰り道にあった「ファミリー広場」
「自由にどおぞおはいりください」と書いてあったので行ってみると・・・
ようやく戻ってまいりました。この間に人と出会ったのは駅員と共同浴場の係の人の二人だけ・・
そうこうしているうちに帰りの特急草津が入線。なんか微妙な気分で帰京。
(今日の買い出し)
上野駅エキュート(8時開店)