(サッカー)クラブワールドカップ観戦 バルセロナ×インテルナシオナル 2006年

スポーツ観戦
12/17 世界クラブW杯 決勝 バルセロナ×インテルナシオナル(in 日産スタジアム)


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さて、7回目のトヨタカップ観戦である。
最近は「クラブワールドカップ」と呼ばれるが、個人的には「トヨタカップ」から抜けきれない。ワールドカップっていうからには、少なくとも16チームくらいは集まって欲しい。大陸王者だけが集まっているのはトヨタカップの拡大版というイメージだ。

そんな”クラブW杯”の出場チームは以下。

アジア王者全北現代(韓国) 
ヨーロッパ王者FCバルセロナ(スペイン)
北中米・カリブ海王者クラブ・アメリカ(メキシコ)
南米王者インテルナシオナル(ブラジル)
アフリカ王者アル・アハリ(エジプト)
オセアニア王者オークランドシティ(ニュージーランド )

そう、「W杯」と銘打っているわりには聞いたことないチームばかりなのである。その中でもひときわ輝くのがFCバルセロナ。
ロナウジーニョ、メッシ、デコ、プジョル、ザンブロッタなど各国代表を揃え、
かつてもクライフ、ストイチコフ、フィーゴ、ロマーリオ、ロナウドなどが在籍。あのマラドーナもいた世界屈指のクラブである。
んなもんだから、日テレは大喜び。
バルセロナ中心の過剰報道でうざいったらありゃしない。(日テレのサッカー中継の酷さについてはまた後日)

一方、そんなバルセロナと決勝で戦うのがブラジルのインテルナシオナルだが、ほぼ全員がブラジル人で、代表歴もない。
サッカーを多少知っている人なら説明するまでもないのだが、あえて説明すると、ブラジルやアルゼンチンなどの有力選手は、幼少は出身地の南米のクラブに在籍するもののそこで名をあげて、
高額の報酬で欧州のクラブに移籍してしまうのだ。ロナウジーニョだってみんなそう。
つまり、これからアピールして名前を売ろうという集団のインテルナシオナルと、実力も名声も全て手にした集団のバルセロナとの戦いであるということだ。



例年、トヨタカップのスタジアムでは、
欧州チームがやっぱり有名で人気なので、日本人の9割以上が欧州チームのユニフォームを身にまとうというミーハー感がただよう雰囲気だ。

しかしオレはというと、
@もともとあまのじゃく
@南米大好き
@アウェー好き
ということで、いつも南米チームを応援している。

今回は、超有名バルセロナ×わりと無名のインテルナシオナルという構図で、まさに完全アウェー。でもアウェーであればあるほど燃えてくるわけなのです。

6カ国によるトーナメントになってから、決勝と3位決定戦の2試合観れちゃうお得なセットというわけで、
まずは3位決定戦を観戦!

3位決定戦
北中米王者クラブ・アメリカ(メキシコ)×アフリカ王者アル・アハリ(エジプト)

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何の見所もなさそうなこの試合であるが、観戦のポイントを無理矢理発見!
クラブ・アメリカなのにメキシコのチームという理不尽さは置いておいて、このチームにはブランコとクラウディオ・ロペスがいた!
そして、アルアハリのほうは、みんな顔が濃い!名前もみんなモハメド系!

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おお!あのブランコが後半から登場!


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さらに、クラウディオ・ロペスが登場!アルヘンティーナ!点が決まったときよりもこのときのほうが歓声が大きかった・・・

結局、アルアハリのモハメドたちの活躍により、2-1で勝利。
唯一2大会連続出場のアルアハリであるが、前回大会6位最下位という成績だったから、随分躍進。



決勝戦
欧州王者バルセロナ(スペイン)×南米王者インテルナシオナル(ブラジル)

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さあ、いよいよ決勝。
決勝だけに、変なオブジェクトがでてきたぞ。なんだなんだ?

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ケミストリー登場!
アツイ!でも曲知らん。

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うおおお!オブジェクトもアツイ!オクトパス!

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それぞれのイレブンが整列。
国同士の試合ならここで国歌斉唱なのだが・・・
なぜかいつものFIFAの入場曲が流れる。
選手が入場するときにも流れ、ここでももう一度流れ、ダブり感は否めない。しかも、曲の途中でカット。しかも、微妙にギターアレンジされていて変な感じ。
なんだこりゃ。お粗末感は否めない。





何はともあれ、激写タイム。 


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アレッシャンドレ(右1)とザンブロッタ(右2)。
ゴール裏のクレーンが非常に邪魔。
日テレってこういうところにも観客に全く配慮なく、異常にむかつく。


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アレッシャンドレ(右)対プジョル(左)。お互い意識しあってる感じ。


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ちょっとづつ二人の距離は縮まってます!


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もう二人は大接近!
ドキドキ!


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ついに絡み合う二人をとらえた!
いやーん、もう、バカん!

ダメよ、ダメ、ダメ!


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お次はこちらロナウジーニョ。
やっぱりクレーンが邪魔!


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髪が長いせいなのか、背中がかゆいロナウジーニョ。


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こちらはデコ。郷ひろみに似てると思うのだが、賛同する人ゼロ。
次の日、会社に行ったらもっと似てる上司(U尾さん)を発見!


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あのライカールトも激写!オールドファンとしてはかなりアツイ!


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=試合後、表彰式。

試合は、後半37分、アレッシャンドレと交代したアドリアーノがカウンターからゴールを決め、1-0でインテルナシオナルがバルセロナに勝利し、世界一となった。
バルセロナの勝利を信じて疑わない人だらけのスタジアムの中、ジャマイカ酔式は爽快な気分で一杯だった。

トヨタカップは、異常にやる気まんまんの南米王者に対して、興行的でお遊び感覚で来日する欧州王者が前から気にくわなかった。
それを喜んでいるだけのミーハー日本人ももっと気にくわなかった。
世界中からサッカーの有力選手が集まる欧州リーグの中でチャンピオンになれば実質的に世界一であるのは認める。しかし、実質世界一が名目の世界一になれないところにサッカーの面白さがある。

3位決定戦で勝ったアルアハリのブラガ監督は「本当のアルアハリを見せられてうれしい。今日の勝利はエジプト、アフリカサッカーに捧げたい」と試合後の会見で話していた。

我々、ニッポン人もこういう気概を持たなければいけない。
バルセロナのスーパープレイを見られたことはそれはそれでうれしいが、無邪気に喜んでいるだけではなく、このバルセロナをJリーグのチームがいつの日にか撃破することを夢見なければいけない。
どんなにヨーロッパにあこがれたって、ヨーロッパ人にはなれっこない。
アジア人として、ニッポン人として誇りを持って彼らとどう闘っていくかをみんなが真剣に考えるべきだ。

バルセロナが点をとられてから試合終了までの、約10分間、日テレの鈴木アナはひたすら
「このバルセロナが負けてしまうのか」と繰り返していた。
試合終わってからも、勝者であるインテルナシオナルを称える気配もなく、ひたすらバルセロナの話を繰り広げていたという。
こういうテレビ局がサッカー中継をする限り、日本サッカーに未来はない。


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でも、二人の未来は・・・いい感じ♪
※別のブログで書いた過去記事の転載です(06.12/17)



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