日帰り弾丸温泉シリーズ その12
夏じゃないから海にもいけないし、寒くて外飲みもできないけど、出かけたい。で、冬と言ったらやっぱりキラーコンテンツは「温泉」!ってなわけで、夜の宴会の前までぶらりと日帰りで温泉に行ってみようシリーズ。
コンセプトは以下。
だって酒が飲めないから。温泉上がりのビアがうまいのに、それが飲めずに運転するのは地獄!笑
②特急かグリーン車をできる限り使う
電車内で飲むには在来線では敷居が高い。飲むことはできてもツマミまでは展開しずらい(机がない)。
③新幹線は(当面)使わない
単純に予算オーバー笑。「当面」としたのは今後ネタが尽きて「弾丸新幹線温泉シリーズ」も立ち上げる可能性があるかもということで。
④夜の宴会時間に帰ってこれる範囲
現地から終電で帰るなら行動の幅が拡がるが、やっぱり帰ってからも飲みたい!
ってことで、日帰り弾丸温泉シリーズ第12弾は千葉・外房の小湊温泉です。
房総方面へ向かう特急で温泉に行ったことがなかったので(基本、房総といえば夏の海)、この特急ありきで温泉地を探してみると出てきたのが、安房小湊駅にある小湊温泉の「吉夢」というホテル。「きちむ」と読みます。「よしむ」(とあだ名で呼ばれている友人がいる)とは読まない。ここも前回「天空露天風呂」があった伊豆長岡温泉「ニュー八景」と同じ「天空庭園風呂」があるとのこと。にわかに天空シリーズになってきた。
安房小湊は外房線の安房鴨川の手前。房総は伊豆と似たような半島だが、伊豆みたいにこじゃれてなく、特に南房総のほうに行くといい感じで田舎の雰囲気があるので個人的に凄く好き(夏は弾丸でよく海にいきます)。
東京駅グランスタでツマミと酒を買い込みます。朝9時発の電車なので大丈夫(朝8時から営業)。
先日、久米島に行ったときに現地で買ってきた久米島特産の「あぶらみそ」。名前の通り、超あぶらっぽい!酒のツマミにいけるかと思ったが、そんなにバカ食いできないくらいあぶらっぽい。
あぶらっぽさに塗れているうちに1時間45分で安房小湊駅に到着!
歩いて20分くらいで本日の目的地「吉夢」に到着。しつこいけどヨシムじゃなくてキチム。キムチじゃないよ。
まずは屋内の風呂。平日のせいか誰もいない。ドラクエだったら「返事がない。しかばねのようだ」と返事が返ってきそうだ。ん?矛盾してる?
誰もいなくてただでさえ貸切状態なのに、無駄に貸切風呂を予約してしまった。45分2000円。
天空風呂を出て、近くから遊覧船が出ているというので行ってみた。船乗るのも好きなんです。「鯛の浦 遊覧船乗り場」
さっそく出港です!目の前に見えるのがキムチじゃなかった、キチム。あの上の階が天空露天風呂なので視力がアフリカ人並の8.0くらいあれば、そこで風呂に入っている女子達を目撃できるかも!?
ここがどうやら鯛の浦。 微妙に湾になっていて、鯛がいるそうです。
鯛があらわれた!コマンド?
ここの鯛は天然記念物らしいので攻撃したり、捕獲したりすると警察に捕まります。
なので・・・「みをまもる」か「にげる」がおすすめ。
鯛の群れから逃げたして帰港。
そういえば昼めし食べてなかった。近くにそれっぽい店を発見。
「とりぷる丼」1100円を注文!マグロ、うに、いくらのトリプルアクセル!ここで羽生結弦だったら4回転なので「ホタテ」あたりが加わっていることだろう。
さあ、再び海沿いを歩いて帰ります。さらばヨシム!じゃなかった、キムチ!じゃなかった、キチム!(しつこい!)
寂し気なホーム。夏になるとセミがミンミン超ないて、その鳴き声しか聞こえなくていい感じに。
帰りも特急わかしおの乗り込みます。東京駅で買ってきた「缶ツマ」を満を持して開封。こういう時に缶詰は役立ちます。
安房小湊温泉は特急わかしおで気軽に温泉に行くには最適です。そして海鮮丼も食らう。鯛の浦の天然記念物の鯛を見て万が
一食べたくなっても、ここでは食べられないので鯛はあきらめましょう。