電車で飲みながら行く日帰り温泉!~法師温泉「長寿館」~テルマエロマエのロケ地

飲みながらいく日帰り温泉

日帰り弾丸温泉シリーズ その16


グリーン車で行く法師温泉「長寿館」

冬の平日休み。
夏じゃないから海にもいけないし、寒くて外飲みもできないけど、出かけたい。で、冬と言ったらやっぱりキラーコンテンツは「温泉」!ってなわけで、夜の宴会の前までぶらりと日帰りで温泉に行ってみようシリーズ。


コンセプトは以下。
①車は使わない
だって酒が飲めないから。温泉上がりのビアがうまいのに、それが飲めずに運転するのは地獄!笑
②特急かグリーン車をできる限り使う
電車内で飲むには在来線では敷居が高い。飲むことはできてもツマミまでは展開しずらい(机がない)。
③新幹線は(当面)使わない
単純に予算オーバー笑。「当面」としたのは今後ネタが尽きて「弾丸新幹線温泉シリーズ」も立ち上げる可能性があるかもということで。
④夜の宴会時間に帰ってこれる範囲
現地から終電で帰るなら行動の幅が拡がるが、やっぱり帰ってからも飲みたい!


ってことで、日帰り弾丸温泉シリーズ第16弾は群馬の法師温泉です

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今回は休日で弾丸温泉仲間が集まったので、前回行ってきた「四万温泉~積善館~」のようなちょっとよさげ(渋いって意味で)な温泉を探してみた。そこで発見したのが法師温泉「長寿館」である。東京から2時間かかる高崎のさらに先へ上越線で50分。後閑駅からバスで40分、さらにバスを乗り継いで15分かかる”秘湯(ひとう)”。実に片道4時間半、これぞ本当の弾丸!しかも温泉映画「テルマエロマエ」のロケ地だって!?その映画は見たことないけど、ロケ地と言われれば行きたくなるのが人情ってもんだ。

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ということで、今回集まった”秘湯戦士”たち。朝7時のグリーン車にて乾杯!

秘湯戦士(ひとうせんし)という称号は、昔ゲームボーイで大流行りしたスクエアのRPG「サガ」というゲームのタイトルからパクったもの。「魔塔戦士(まとうせんし)サガ」だと思いこんで、「秘湯戦士(ひとうせんし)がサガに似ていてアツイ」ってグリーン車の中ではしゃいでいたが、このブログを書くにあたってちゃんと調べてみたら、実は「魔界塔士(まかいとうし)サガ」だったってオチ(かなりどうでもいい)。
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個人的にはスクエアのゲームってファイナルファンタジーシリーズよりもサガシリーズのように片手間にテキトーに作った感があるRPGほうが好き(ロマンシングサガはイマイチ)。

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高崎までは約2時間の”居酒屋グリーン車”。4人で対面式にすると座席の後ろについている机がなくなって酒やらツマミやらを置けなくなるので、持ち運び式の机を持参!座席の間に机を差し込んでちょっと狭くなるけど、かなり宴会スタイルに変身!

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秘湯戦士(ひとうせんし)ネタではしゃいでいたらあっという間に高崎に到着し、上越線に乗り換える。旅はやっぱりボックス席がいいよね~~ってことでまたまた乾杯。

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普通車両でも机が大活躍!机があればどこでも居酒屋!




後閑~~ごかん~~~
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高崎から50分で後閑駅に到着。もうほとんど新潟県との境目!

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後閑駅。思ったほど田舎っぽくもない。

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後閑駅から猿ヶ京行きの関越バスに乗り込みます。事前に調べておいたので、本数少ないのにバス待ち時間5分という”神乗り継ぎ”!

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バスで進むこと40分。休日なのにうちら以外誰も乗っていない。

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猿ヶ京に到着。法師温泉へはここから町営バスが出ているが、一日4便しかないため、神乗り継ぎできず(このバスに間に合うには東京を始発ででないと無理)。

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なのでここからはタクシーに乗り込む。4人なのでタクシーで15分くらいの運賃なんて屁の河童ですな。

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その前にトイレ休憩。

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タクシーの中。

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法師温泉「長寿館」の近くに停車!




片道4時間半!法師温泉に到着!
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渋すぎる建物!神!

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創業140年!そりゃあ渋いわけですな。なんでもテルマエロマエのロケ地にもなったという法師温泉!映画は見たことないけど。

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明治8年建設!明治時代って聞くだけでもすごいのに、明治初期ですよ!

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そりゃ、有形文化財にもなるわけですな。

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「秘湯をさがして」ちゃんとよく読んでないがアツイ。ドラクエのオールドファンならDQ2の「Love Song探して」を思い浮かべることだろう。一緒なのは「さがして」だけだけど。牧野アンナ!

ちなみに寄稿している岩木一二三氏は「日本秘湯を守る会」の提唱者らしい。将棋の加藤一二三氏とは秘湯仲間だとか、そうでないとか。

飲みながら行く日帰り温泉シリーズで行ってみた
「日本秘湯を守る会」の日帰り温泉宿レポートはこちら
↓↓↓↓
「秘湯を守る会」のレポート

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玄関を入るとこんな感じ。手前にあるピンクの保冷バッグには氷とビアが詰まっていて、いつでもどこでもキンキンビアー

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受付。日帰り入浴は1000円。

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「日本秘湯を守る会」。この存在を今回知ったことで、今後の弾丸日帰り温泉が”秘湯モード”へシフトしていくことになる。




とりあえず、温泉!
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このような渋い廊下を進んでいきます。ダンジョンもののゲームもこういう雰囲気だったら面白いかも。

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いよいよ有形文化財の法師の湯。まさかの混浴!

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テルマエ・ロマエの広告。ここのロケ地。

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脱衣所のむこうに連れの秘湯女子が入ってこようとしているが、かなり恥ずかしかったとのこと。

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ついに秘湯女子と合流!奇跡の混浴自撮り!!




さてさて浴槽はテルマエロマエのロケ地だけあってかなりいい感じ。
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浴槽全体。渋い!混浴だけど男性しかいない!

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わりと熱くなかったので30分近く浴槽に入っていたが、奥のほうにずーっと前から温泉に入っていたと思われる男性(ワニ)が数人いて、いっこうにお湯を出ない。こちら(秘湯女子)への視線を妙に感じて異様な雰囲気だった。我々友達男子がいたからまだ入れたけど、女子が一人で来ていたらとても入れなかっただろう(バスタオル巻き禁止だし)。結局、秘湯女子は視線を感じるのでずっと背中を向けていたもよう。

※混浴にいる「ワニ」とは

混浴温泉に何時間も浸かって女性を待ち、獲物が来ると群がるその様からワニと呼ばれる男たち。女性脱衣所の出口真正面を陣取って、ひたすらじっと湯に浸かっている。頑としてベストポジションから動かない。
独特のオーラを放っているので、浴室に入った途端にわかる。


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風呂をあがって、館内散策。ご宿泊者以外はご遠慮くださいとのこと。ワニはOK?


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やっぱり渋い!


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休憩室。 こっちにはワニはいない。




まだまだ探索!

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本館、別館、その他新しくできた館が2つくらいあるもよう。別館でも昭和15年築だって! 


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やっぱり新しい建物より、古い建物のほうが趣きがあるね。




ということで、法師温泉を出て、猿ヶ京のほうにタクシーで戻ります。ワニよ、さらば~~~

猿ヶ京に日帰り温泉施設「まんてん星の湯」があるということで、帰りのバスまで時間を潰すことに。


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さっきの法師温泉とうってかわって新しい受付。やっぱり真新しいより、渋いほうが好きだなあ。


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浴槽入口も新しい。


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浴槽もやっぱり新しい。

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ってことで、今回は男子だけで自撮り!男性専用浴槽なのでおそらくワニはいないもよう。


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風呂上りの一杯を求めて館内をさまよう。食堂があるようだ。


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館内の2階には大広間で飲めるらしい。


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休憩処。温泉施設についていたら一番嬉しいのが「大広間の休憩処」。風呂上りの一杯は最高です!


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風呂上りビア!




秘湯女子とも乾杯。
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ワニとビア!


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てことで、バス停で帰りのバス待ち。ワニポーズ。


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バスでも秘湯女子と自撮り。もうどこでも自撮り主義。バスにワニが乗ってるかも!?と疑心暗鬼。


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後閑駅に到着。高崎行きの電車の乗り継ぎまで4分。またしても神すぎる乗り継ぎ!


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帰りの後閑―高崎間はボックス席じゃなかったが、ここでもポータブル机がちゃぶ台かわりになって居酒屋上越線!乗ってる人がみんなワニに見えてきた!


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高崎駅に到着。駅でビアとツマミを買い出し。ここからは〆のグリーン車。家に帰るまでが遠足です!

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若干ワニがトラウマ気味の秘湯女子と帰りのグリーン車ビア!もうここまで逃げればワニはいないでしょう。笑

創業140年だけあって法師温泉は行ってきた甲斐がありました。さすが秘湯。片道4時間半のまさに”弾丸”。そりゃあ簡単に行けてしまっては秘湯の名がすたるってもんです。時間はかかるけど、電車やバスで飲みながら行くとそれほど苦じゃありません。時間はかかるけどオススメです!※ただし、ワニに注意※



【今日のぶらり旅】

品川-法師温泉
(今日の買い出し)
品川駅エキュートは開店(8時営業開始)してないので、地元のコンビニで購入
<往路>
品川 07:10
高崎 09:17
(高崎線グリーン車)
高崎 09:26
後閑 10:17
(上越線)
後閑駅 10:22
猿ヶ京 11:08
(関越交通バス)
猿ヶ京から法師温泉までタクシーで15分(町営バスが一日4便出ているが接続が合わず)
<復路>
法師温泉から猿ヶ京までタクシーで15分(町営バスが一日4便出ているが接続が合わず)
猿ヶ京 14:23
後閑駅 15:05
(関越交通バス)
後閑 15:09
高崎 16:00
(上越線)
高崎 16:12
新宿 18:02
(高崎線グリーン車)
○交通費
品川-後閑(片道)2592円(乗車料金)
グリーン券 980円

後閑-猿ヶ京(片道)880円(バス)

(今日の日帰り温泉)
○法師温泉 
「長寿館」
入浴料金1000円
〇猿ヶ京温泉
「まんてん星の湯」
入浴料金670円




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